oshigotoの日記

仕事のことについて書いているブログです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

高齢者の転倒は、自宅が多い

在宅生活を送る高齢者に関わるうえで、最も配慮すべき点は“転倒予防”です。訪問看護ステーションでは、カンファレンスという利用者の状態を職員間で共有する時間が設けられていますが、その時に話題となることが“転倒”についてです。特に、病院から退院して…

依頼数の多い訪問看護

医療技術の進歩に伴い、医療依存度の高い利用者が増えています。今までは助からないとされていた病状も改善が見込めるようになったことで、障害児や医療依存度の高い患者が増加しています。そのため、自宅で点滴などの“処置”や入浴介助などの“ケア”の援助を…

介護保険で利用可能な介護施設

介護保険で利用が行える主な介護施設には、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」に分類されます。 「特別養護老人ホーム」とは、要介護3以上の認定があり、在宅生活を送ることが困難な場合に、長期間の入所をすることができま…

研修に積極的に参加し、明日の仕事の活力に

作業療法士の研修には様々なものがあります。座学のみのものもあれば、実技を教えてくれる研修もあります。 社会人2年目までは、座学で基礎を学ぶことも大切だと思います。 しかし、3年目以上であれば、座学に留まるのではなく、実技を有している研修に積…

様々なサービスが受けられる老人保健施設

老人保健施設とは、介護認定を受けている要支援・要介護レベルの高齢者が利用することのできる施設のことです。施設のサービスとして、「施設サービス」「在宅サービス」を受けることができます。 「施設サービス」では、入所して日常生活における食事・排泄…

今後も需要の高まる訪問看護ステーション

高齢化に伴い、病院のベッド数の不足が問題視されています。そのため、法律で入院期間に制限が定められたのです。病院での治療は継続して必要な状態でも、入院期間中の治療により比較的安定し、命に関わるような重体でない場合、3ヶ月を基準として退院をし…

訪問看護ステーションで働く人の月給について

医療・福祉の就職先は、病院・施設・訪問分野に大きく分かれていますが、現在最も給料が高いとされている分野が、訪問分野です。今回は、主に看護師とリハビリ専門職の給料について、ご紹介したいと思います。 常勤の看護師では、平均して月に30万円前後、…

訪問看護ステーションの多職種による生活援助

訪問看護・リハビリは、小児から成人・高齢者までと幅広い年齢を対象としています。そのため、幅広いサービス内容があり、個々の状況によってどのサービスを利用するかということを、契約時に検討しています。その契約に沿ったサービスを、多職種が自宅へ訪…

作業療法士に多い特徴

仕事を選ぶうえで重要になる事は、志望動機ですよね。 作業療法士の仕事をしている人は、どのような動機がきっかけとなり目指したのか、気になるところだと思います。学生の中には、会社を辞めて専門学校に通い始めた人も多くいる職種なので、とても興味深い…

時代に応じて変化するリハビリテーションの必要性

リハビリテーション職の必要性は、現在も注目され続けています。 以前は、「介護が必要な高齢者が、これ以上介護度が高くならないように」という観点が主でした。しかし、そのような考え方に加えて、新しいリハビリテーションの考え方が生まれました。 近年…

作業療法士の仕事で直面する悩み

どの仕事でも、仕事内容特有の悩みはあると思います。そのような時に必要なのが、同業者で飾ることなく悩みを話すことのできる同期・先輩を持つことです。 自分が直面した悩みと相談を受けた悩みを照らし合わせると、同じなのです。そう、皆同じ悩みを感じて…

作業療法士の転職先・転職理由

作業療法士が働く場として、病院や老人保健施設、教育機関と多岐にわたります。精神障害分野や発達障害分野の知識も勉強している為、他のリハビリ職と比較しても就職先は幅広いことが想像できると思います。 一般的な会社員と比べ、転職をする人は多く、驚か…

訪問看護ステーションで働く職種

訪問看護ステーションでは、その事業所の規模によって在籍する職種に違いがあります。 基本的に、訪問看護ステーションの運営基準としては、法律で定められている看護師の数が足りていれば、営業は行えます。そのため、管理者と看護師、事務員のみで運営を行…

一人一人の生活を支え、地域に根差した訪問看護ステーション

訪問看護ステーションの役割は、地域で生活をする医療的ケアを必要とする人が、継続して自宅で安心して生活が送れるようにサポートをすることです。 個々に抱えている病気や症状、どの程度自力で動くことができるのかといった状態も様々です。また、家屋の状…

訪問看護ステーションの利用の仕方

訪問看護ステーションのサービスは、病気や障害を抱えている人であれば利用することが出来ます。利用するためには、いくつか書類や手続きの準備を整えることが必要になります。 医療保険を利用してサービスを受ける場合は、かかりつけ医に訪問看護の利用の必…

現在注目されている訪問看護ステーション

高齢化率が上昇し続ける日本では、医療を必要としている高齢者の数も増えています。そのため、各施設の入所待ちをしている人数も2桁以上となり、家族が介護をしながら自宅で生活をしている高齢者が多くいます。医療を必要とする高齢者が多いため、病院に入…

作業療法士として必要なスキルアップ

医療の研究が進み、リハビリ業界でも新しい考え方が生まれます。そのため、新しいリハビリテーションの概念を学び、技術を磨くことがとても重要になってきます。新しい知識・技術を取り入れ、リハビリの質の向上を図ることは、患者さんの身体機能向上に繋が…

作業療法士として、多岐にわたる働き方ができる

現在では、作業療法士を育成する大学や専門学校が増え、毎年たくさんの作業療法士が誕生しています。以前は、高齢化に伴い、作業療法士の不足が目立ちましたが、その声は少なくなってきました。どちらかというと、高齢化に伴い、施設不足の声を耳にすること…

作業療法士の仕事に役立つ関連資格の取得

作業療法士の仕事に役立つ資格は、何があるか知っていますか?世の中にはたくさんの資格がありますが、どの資格を取得すると仕事に役立てることができるのでしょう。私は働いて3年目が過ぎた時に仕事にも慣れたこともあり、関連する資格の習得を考え始めま…

作業療法士の1日の仕事の流れ

1日の仕事の流れを、私が以前勤務をしていた病院・施設毎にご紹介します。 病院では、8時45分に朝礼が始まります。そこでは簡単な院内の報告事項や新しくリハビリをすることになった患者さんの簡単な状況報告を行います。9時から9時30分まで昨日の担…

作業療法士の給料について

給料は、働く場所やその時の保険の状況によっても異なってきます。 医療保険である病院勤務だと、私が1年目の時は基本給が24万円、年収は330万円でした。 高齢化対策で法律が変わり、病院で行う検査で取れるお金に制限がかかったのです。以前は検査を…

作業療法士の合格率について

作業療法士は国家資格なので、国家試験を受験し、合格することが働く条件となります。国家試験に落ちてしまったら、資格が無いため内定をもらっていた就職先で働くことができなくなります。 中には、1年間助手として雇ってくれるところもまれにあります。国…

作業療法士の専門学校について

作業療法の専門学校は、3年制と4年制の学校があります。私が卒業した専門学校は3年制で、クラスには高校卒業後すぐに入学した人が半分、社会人として働いていたけれど仕事を辞めてきた人(20代~50代)が半分でした。 入学して感じたことは、すごく勉…

作業療法士の仕事内容について

作業療法士が関わる分野としては、小児の発達障害分野や身体障害分野、精神障害分野があります。 小児の発達障害分野では、生まれつき障害のある小児が、発達段階に沿って成長できるように寝返りや座位保持・食事摂取等の練習をその子の発達に応じて練習をし…

作業療法士とは

作業療法士と聞いて、どのような仕事をする職種なのかすぐに答えられる人はあまりいないと思います。 私が働き始めた平成18年の頃は、まだ職種の名前を友人に言っても知らない人が多くいました。今ではドラマで取り上げられたことも影響してなのか、高齢化…