oshigotoの日記

仕事のことについて書いているブログです。

依頼数の多い訪問看護

医療技術の進歩に伴い、医療依存度の高い利用者が増えています。今までは助からないとされていた病状も改善が見込めるようになったことで、障害児や医療依存度の高い患者が増加しています。そのため、自宅で点滴などの処置や入浴介助などのケアの援助を必要として、自宅で生活を送っている人が多くいます。

訪問看護ステーションは年々事業所が増えていますが、その分需要も高まり続けている為、足りないというのが現状です。職員の人数を考えると、依頼を受けても定員がいっぱいで断らざるを得ないということも多々あります。地域にある他の事業所と深い関わりを築いている訪問看護ステーションであれば、他の事業所を紹介してくれることもありますが、上記の理由から契約可能な訪問看護ステーション探しに時間がかかる場合もあります。

 

また、新しくできたばかりという事業所も多いため、訪問看護ステーションとしての運営がまだ日が浅いという事業所も多くあります。運営して長いステーションは、やはりシステム・体制がしっかりしているので、人気が高いです。

 

そして、深刻な問題となっていることが、看護師不足の問題です。ここに、訪問看護ステーションが足りない・急速に事業所を増やせない理由があるのです。現在ある事業所でも、出産を機に退職をする人が多くいます。そのため、事業所を急速に増やしても、働く看護師が定められた人数を確保できなければ運営停止となってしまうのです。