oshigotoの日記

仕事のことについて書いているブログです。

作業療法士として必要なスキルアップ

医療の研究が進み、リハビリ業界でも新しい考え方が生まれます。そのため、新しいリハビリテーションの概念を学び、技術を磨くことがとても重要になってきます。新しい知識・技術を取り入れ、リハビリの質の向上を図ることは、患者さんの身体機能向上に繋がり、生活を大きく変えることができます。そのため、リハビリの専門職には、研修が定期的に多く開催されます。

研修の他に、リハビリテーションの学会に参加し、研究発表を聞くことも重要です。リハビリテーションの学会は、いくつもの分野に分かれています。

例えば、「心臓リハビリテーション学会」「摂食嚥下リハビリテーション学会」「呼吸ケアリハビリテーション学会」「認知神経リハビリテーション学会」等、様々なものがあります。個々の勤務する職場の特色に合わせて、どの疾患の患者さんと関わることが多いのかを考え、参加してみることが良いでしょう。

また、関わった患者さんのリハビリテーション効果を、研究発表として学会で発表することもスキルアップに繋がります。

また、様々な人との交流を図れ、人脈を広げたことがきっかけで、リハビリテーション雑誌の執筆の話を頂ける事もあります。また、そこでの研究事業がきっかけで、専門書を発行する人もいます。

最後に、仕事に役立つ資格の取得により、視野を広げることもスキルアップにはとても大切なことです。主に、住環境福祉コーディネーターとケアマネージャーを取得している人が多く見られますが、自分が資格を取得することにより、どういう働き方をしていきたいのかをイメージしたうえで取得する資格を選ぶと良いでしょう。そうでないと、せっかく取得した資格が、取得しただけで終わってしまい、働き方に活かせていない人が多く見られます。