oshigotoの日記

仕事のことについて書いているブログです。

作業療法士とは

 

作業療法士と聞いて、どのような仕事をする職種なのかすぐに答えられる人はあまりいないと思います。

私が働き始めた平成18年の頃は、まだ職種の名前を友人に言っても知らない人が多くいました。今ではドラマで取り上げられたことも影響してなのか、高齢化で祖父母が作業療法士と関わることが増えたからか分かりませんが、「リハビリをする人」「リハビリテーション科にいる人」というイメージは付いてきているように感じています。

リハビリをする人には作業療法士の他に、理学療法士言語聴覚士という専門職があります。様々な症状の患者さんがいる為、3つの職種を作ることで、身体を専門的に見る部分を分担し、効率的にリハビリが行えるようにしたのです。

そのため、リハビリ関係の仕事に携わりたいと思った時には、自分はその3職種の中のどの職種として患者さんと関わりたいのかを明確にする必要があります。

まず、理学療法士は簡単に言うと、足の部分を担当します。また、日常生活の基本的な動作(寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行・階段昇降等)が行えることを目的としてリハビリをします。

また、言語聴覚士は、口腔機能(飲み込み・構音障害等)や高次機能障害(認知機能・言語理解等)の問題を解決することを目的とします。

では、作業療法士とはどのような職種なのでしょうか。作業療法士は、腕の部分を担当します。また、日常生活動作(食事摂取・トイレ動作・入浴動作・家事等)が行えるようになることを目的にリハビリをします。それに加え、作業療法の専門学校では、精神機能や高次脳機能、小児の発達に関する勉強も行います。1番勉強の範囲が広いため、いろいろな働き方が出来ます。